2013年12月31日火曜日

徒然なるままに(前編)

2013年が終わろうとしています。

私は12月31日という2013年最後の日を、
家族と話す時間と、寝る時間としました。

そして今、家の近くのカフェに来てMacをパチパチ叩いています。
(本屋で2014年の手帳を買おうと思ったら、開いていなかった・・。)

さて、1年の最後の日でもありますので、
ここで、2014年12月の起業に向けて試行錯誤した結果、
2013年に感じたことなどを綴ってみたいと思います。


徒然なるままに。

1. エンジニアは簡単には見つからない。
これはもうタイトルの通り。
2013年、起業のアイディアを形にすべく色々とセミナーに
顔を出したり、イベントに行ってみたり、友人に連絡をとりまくったり
してみましたが、エンジニアは簡単には見つかりません。

そこで私が感じたことは以下の通り。
エンジニアをマストで必要とするビジネスモデルの場合、
そのビジネスモデル自体を考え直した方が良い。
(代表が非エンジニア前提の話です。)

周りを見回しても、スタートアップで成功している企業で、
社長が非エンジニアの場合、ビジネスモデルの核となる部分が
webサービスであるケースは稀なように思います。
一見、webサービスであっても、そのサービスの核、
つまりそのサービスをサービスたらしめる部分は、
webサービスではなかったりします。

既存のサービスに対して、ITでイノベーションを起こしている。
でも、そのサービスの本質はITではない。
簡単に言うと、そういった話です。

具体的に言うと、tixeeはそうだと思います。
このサービスの本質は、チケッティングサービスであって、
webサービスではない、と私は思います。

本質的に提供しているサービスはチケッティングにおいてであって、このサービスの付加価値として
ITによるイノベーションがあります。

もちろん、ITによるイノベーションがあるからこそ、
このサービスが評価されて然るべきですが、
ITによるイノベーションがなくても、このサービス自体は
スタートできる。チケッティングサービスとして。



1.からかなり長くなりましたが、私はこの「スタートできる。」
といった事実がキーポイントだと思っています。
続きは、2.で。

2. まず「誰とやるか?」が大切である。
2013年の終わり頃。
11月に共同創業者となる(なってくれるでしょう。)人物と出会いました。
正確に言うと、以前から知っていましたし、良く会っていた友人です。

ただ、起業の話をしていたものの、一緒に何かやろう。
といった話はしていませんでした。
私の頭の中では、共同創業者はエンジニアであって然るべきだし、
あるいはせめてwebデザイナーだと考えていたからです。

誘うことは計画的ではなくて、たまたま居酒屋で話をしていたら、
彼の様子を見て、正直どこか燻っている感じ、
悩んだりしている感じがして、それであれば、一緒にやろう。
と、どこか勢いで呼びかけたところ、
「おう。」と。
ここで僕は(本当に?)と思うわけですが、
この友人はなかなか一本気なところがありまして、
今では向こうから週一でミーティングをしようと言ってくれます。
(まだ何も形にしていませんが、存在に心から感謝しています。)


「誰とやるか?」によって、サービスの方向性は変わってきます。
自分と、共同創業者の強みによって、できることが限られるからです。

アイディアをいつまでも、こねくり回しても、何も生まれません。
それこそ、絵に描いた餅です。
なーんも美味しくない。

だからこそ、「誰とやるか?」が確かになったら、
スタートすることが大事です。
とにかく、スタートすること。

詳しくは、3.で。

3. 「まずやってみる。」が大事である。
これも、タイトルの通りです。
私は企画書を持って、とある投資会社の方にお話したことがあります。
その時に言われた言葉は、「君はエンジニアなのか?でないなら、
この企画はただのアイディアだ。」という言葉。

この言葉は分かっていたことを、改めて指摘されて痛かったですが、
私の動き方を正しい方向に導いてくださる言葉でもありました。
つまり、形にできないようなら、いつまでも進まないよ。ということ。

サービスは、「まずやってみる。」
そして、ユーザーの反応を見ながら、少しずつイノベーションを
起こしていくもの。

「まずやってみる。」ができないのは、致命的なのです。

上記したような気づき、あるいは≒反省を活かして、
2014年、どのように動いていくのかを、中編で書きたいと思います。

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