そのコトをどう捉えるかによって、良くなったり悪くなったりするものであって。
そのコト自体には、良いも悪いもないんだって、何かの本に書いてあった気がします。
その時つらいことでも、後になって振り返ると、すごく良い経験だと感じる。
私のそう長くはない人生経験にも、そういったことはあるものです。
帰り道、いつもの見慣れた帰り道。
暑く、蒸すような夜道を歩いて家に着いたあと、そんなことを考えました。
僕らは人生という長い道を、少しずつ少しずつ歩いているのです。
昨日より今日、今日より明日と、何かを分かったような気になって。
その実、何も分かっていなかったり。
それが、意外にも真理に近づいていたりして。
真理ってなんだろう?だなんて聞かれても、誰も答えられなかったりして。
そうして、決して真っすぐではない道を、歩いているのです。
あなたの街の月は明るいでしょうか?
僕の街のそれは窓から探しても見つからないので、明るいものと仮定します。
このまま言葉を綴り続けていたら、限りなく寝言に近づいていきそうです。
それでは頃合いを見計らって、寝ることにします。
おやすみなさい。
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