8月に入りましたね。
蝉が鳴いています。
季節が移り変わるたびに過去を振り返って、「時が経つのは早い」と憂うのはいつものこと。
何度振り返っても早いものは早いのに、やはり振り返ってしまう。
そして「早い」と言います。
その繰り返しが愛おしかったり、したり、しなかったり。
閑話休題
久しぶりに本の紹介をしたいと思います。
最近、というか昨日読んだ本で非常に良い内容でした。
その本はこちら。
この本を手に取ったきっかけは、ファミリーマートです。
雑誌を読もうとして、何の気なしに視線を泳がせていました。
そうしたら、なぜかこの本が視界に飛び込んできたのです。
佐々木圭一氏
さて、本書の内容に触れる前に著者をご紹介いたします。
2012年Cannes Award3冠(どうぶつ救援本部)
日本人初、米国One Show Designでゴールドを獲得(Mr.Chiildren)
アジア初6カ国の歌姫プロジェクト実施(アジエンス)
アジアで最も成功したと評価されAIMアワードグラクプリを獲得(いろはす)、など、国内外で51のアワードを獲得。(出典はこちら)
上記したのは、華々しい経歴のほんの一部です。
佐々木氏は、コピーライター、ディレクター、はたまた作詞家として有名な方です。
まさに、言葉の専門家ですね。
「伝え方が9割」
そんな佐々木氏が、この本で伝えたかったことはなんでしょう?
一つは、「心を動かすコトバは作れる」ということだと思います。
時に「言葉が降ってくる」といった表現をします。
「詞が降ってきました」というミュージシャンの話、聞いたことがある方もいるはずです。
それくらい右脳で直感的に生まれるのが、良いコトバだと思いがちです。
しかし、佐々木氏は言います。
「世の中で、その存在は知られていませんが、心を動かすコトバはつくれます。
料理のレシピのように。」
そう。この本で佐々木氏が伝えたかったことの一つは、これだと思います。
「心を動かすコトバは作れる」・・・です。
今、オススメの本です。
さて、このブログではそのレシピの紹介はしません。
いくつかのレシピが本に書いてありますが、どれも本当に目から鱗です。
佐々木氏のレシピ通りにコトバを作れば、今までのコトバが少しだけ変わります。
そして、そのコトバを受けた人の印象は、ガラっと変わることでしょう。
メール、SNSなど、コトバを介したやりとりが過去以上に増えている現代。
より一層、人に対してコトバを上手く伝える力が求められます。
つまり、今こそ読むべき本だと思うのです。
騙されたと思って買って読んでも、悔いの残らない一冊だと思います。
それでは、今日はこの辺で。
ご一読、ありがとうございました!
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