2014年1月10日金曜日

5分でもいいから、会うってことが大切ですよね。

直接会うことの大切さ

メール、LINE、FacebookをはじめとするSNS。
今は直接会わなくても多くの人とコミュニケーションを
とることができますね。

このような世界にいると、だんだんと「会うことの重要さ」を
忘れてしまっていませんか?


私は忘れていると思います。
5分でもいい、10分でもいい。

直接会って少しでも話すことが、いかに大切なことなのか、
ここのところ戒めるようにして実感しています。

話題は何でもいい

直接会うとなると、気が引けたり、
普段ネットを介してコミュニケーションをとれていても、
いざ会うとなると何を話したらいいのか分からない。

そんな方もいると思います。

でも、話題は本当に何でもいい。
最悪、主題でなくてもいい。
主題でないことを話して、本当に話したいことはネットを介してもいい。

人と人が会って話をする。
口下手でもいい。思っていることを口にする。
近況を聞き、そして話す。
できれば別れ際に握手をする。

単純でいい。
難しい話ではないのです。

本日は、短いですがここまで・・。







She loves books more than she loves me.

タイトルは、はて何でしょう?

正解は、新しく更新している私のwebサイトのタイトルです。

内容は、今のところは本のご紹介・・。


今後の展開はどうなることやら?

あまり期待せず、期待していてください。

「She loves books more than she loves me.」
http://tesper.sakura.ne.jp/shelovesbook/wp/

2014年1月9日木曜日

「アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか」

これは読むべき。

久しぶりにヒットした本です。
これは、読むべきです。



IT系の話題に興味がある人はもちろんのこと、
全く興味が湧かない方にもオススメです。

なぜなら、apple製品であるi-phone,i-Pad然り、
検索エンジンとしてのGoogle、
そしてインターネットを開けば必ずといって良いほど
目にすることになる広告としてのGoogle然り。

この2つの巨大企業は、
今や私たちの生活から切っても切れない存在であります。
それはあなたがITに興味があろうが、あるまいが関係なしです。

私、知りませんでした。

そして今までの両者の関係や歴史が、
内部の人間の証言も交えながら展開される点が非常に面白いです。

私、知りませんでした。

この2つの企業は切っても切れない関係だったのです。

詳しくは、本書をぜひ読んでいただきたいですが、
消費者レベルで疑問を感じたことないでしょうか?

あれ、iphone4S買ったらデフォルトで入っている地図アプリが、
iosになっているけど、これ前までGoogleマップじゃなかったっけ?
・・・と。

iphoneの開発に際して、
Googleの一部のエンジニアはappleの内部で
ソフトウェアの開発に身を粉にしていたなんて、
私、知りませんでした。

最後に

とにかくこの本、読めば読むほど面白いです。

私は最初の章、iphone発表の舞台裏のエピソードで
すぐに本書に惹き込まれました。

スティーブ・ジョブズが自信満々にプレゼンをした舞台裏で、
一体何が行われていたのか?

そしてそこから話は展開していき、Googleがiphoneの開発に
携わる一方で、(Googleの文化では珍しく「超極秘で」)Androidの開発が
どのように進められたのか?

さながら良く出来たスリリングなスパイ映画を見ているような、
そんなストーリー展開が繰り広げられます。

これは必読の一書。

2014年1月6日月曜日

一も二もなく人。

人、モノ、金を並列で考えていました。

起業を考える若者が真っ先に考えることはなんでしょう。

その人自身がエンジニアであれば、おそらくサービスだったり、
あるいは営業畑の人であれば、アイディアだったりお金だったり、
販売に携わる人であれば、商品(モノ)であったりと、
色々あると思います。



かくいう私は、まずアイディアから考えました。
そして起業するために必要なことを学ぶ内に、お金、
つまり資金調達も重要だと知って、「起業のファイナンス」を買って、
一生懸命読んでみたりしました。

起業を考えるなら、マストの名著。



しかし、肝心なことに気づいていなかったんです。
それは、人、モノ、金を並列で考えていたんです。
つまり、優先順位が分かっていなかった。

もちろん、人によって様々な意見があるでしょうが、
私が思うに、起業を考えるのであれば真っ先に必要なのは「人」です。

気づいたきっかけ。

これは、私自身にどうしても足りないものが明確になった時に、
思い知りました。

それは、このブログでも度々お話ししていますが「開発力」です。
アイディアをweb上で形にする力です。

正直、私は今まで自分でプログラミングを勉強しようかと悩んだくらい。
それくらい分かっていませんでした。
勉強して、仕組みを理解することは否定しません。
むしろ、IT企業のCEOになる以上、当然のことです。

私がお伝えしたいのは、20代も後半になった人間が0ベースから学んで
今から世界に通用するサービスを開発することを考えるよりも、
その開発を一手に引き受けるパートナーを探すべきであるといったことです。

(もちろん目的が、簡単なアプリを作りたい。とか、
簡単なECサイトを作りたい。であれば、話は別ですが…。)

しかし気づくきっかけは、他にもありました。
それは「ビジョナリー・カンパニー2」のこの文章です。
少し長いですが、抜粋します。

誰をバスに乗せるのか? 
今回の調査をはじめた時、良好な企業を偉大な企業に飛躍させるためには、新しい方向や新しいビジョン、戦略を策定し、つぎに新しい方向に向けて人々を結集するのだろうと我々は予想していた。調査の結果は、まったく逆であった。 

偉大な企業への飛躍をもたらした経営者は、まずはじめにバスの目的地を決め、次に目的地までの旅をともにする人々をバスに乗せる方法をとった訳ではない。 

まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、その後にどこに向かうべきかを決めている。 

要するに、こう言ったのである。 
「このバスでどこに行くべきかは分らない。しかし、分っていることもある。適切な人がバスに乗り、適切な人がそれぞれふさわしい席につき、不適切な人がバスから降りれば、素晴らしい場所に行く方法を決められるはずだ」 

飛躍を導いた指導者は3つの単純な真実を理解している。 

第1に、「何をすべきか」ではなく「誰をえらぶか」からはじめれば、環境の変化に適応しやすくなる。人々がバスに乗ったのは目的地が気に入ったからであれば、10キロほど走ったところで行く先を変えなければならなくなった時、どうなるのだろうか。 
当然、問題が起こる。 

だが、人々がバスに乗ったのは同乗者が気に入ったからであれば、行く先を変えるのははるかに簡単だ。

「このバスに乗ったのは、素晴らしい人たちが乗っているからだ。行く先を変える方がうまくいくんだったら、そうしよう」 

第2に、適切な人たちがバスに乗っているのであれば、動機付けの問題や管理の問題はほぼなくなる。適切な人材ならば厳しく管理する必要はないし、やる気を引き出す必要もない。 

最高の実績を生み出そうとし、偉大なものを築き上げる動きに加わろうとする意欲を各人が持っ人、モノ、金の順番で優先順位となっている。

つまり、要約すると一も二もなく人を集めることが重要である。
もう少し補足すると、一緒に事業を興す仲間を集めることが、
ビジョンや事業アイディア、売る商品や資金よりも優先されるべきだと、
そう言っているのです。

この本を読むと、何よりもまず人が重要であることに気づかされるのです。

それ以外にもたくさんの気づきがあります。
文句無しの名著。



"人"を集めるポイント
まだバスに乗る人を集めきれていない私が言うことは、
正直、憚られます。

ただ、今感じている(これがポイントなのでは?)といった
曖昧模糊とした感覚を文章にしてみます。

そう内容はないのですが、下記の通りです。
①ハブとなる場所に顔を出す。
②ハブとなる人と繋がる。
③自ら発信する人間になる。

色々なケースがありますが、私が最近人と繋がった時の成功体験を基に、
①②③を書いてみます。

①コワーキングスペース
②コワーキングスペースのオーナー
③イベントを自ら開催する。

③はまだ実施できていませんが、イベントに参加するよりも、
開催する方が遥かに多くの人と繋がることができるでしょう。
そして、自分が集めたい人たちを集めることができるのです。
やってみたいなあと考えています。

さて、長くなりましたがここまでいかがでしたでしょうか。

一も二もなく人。
これは、これから起業を考える人にとっては頭の片隅にでも
置いておいて損はないはずです。


2014年1月3日金曜日

「世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか? 」

昨日に引き続き、オススメ本を紹介します。


この本は去年の11月くらいに、1度立ち読みをしました。
その時は買うかどうか迷った結果、もう一度悩むようなら買おうと、
本屋を後にしたのでした。

そして先日、さりげなく立ち寄った地元の本屋で再会。
今では私の部屋の本棚に並んでいます。新入りとして。

この本をオススメする理由は3つあります。

1.著者がマッキンゼーとゴールドマンサックスの両方を経験している。

こんな方いらっしゃるんですね。
私が知らないだけで、意外と多いのかもしれないですが、
衝撃的でした。

本の内容にも、その点は活かされています。
世界で通用するエリートがどのようなことを考えて仕事をしているか、
マッキンゼーだけではなく、そしてゴールドマンサックスだけではない、
両者の視点から語られています。

なんだか、根拠なく正しいんだろうなと。笑
説得力があります。

2.世界のスタンダードを疑似体験できる。
1.の内容とも繋がりますが、日本国内に留まらない、世界で通用するビジネスのスタンダードを疑似体験することができます。

例えば名刺の渡し方。
日本では、商談の冒頭に頭を下げながら両手で丁寧に、かつ相手の目を見ながら渡すのが基本ですが、世界(主にアメリカですね。)ではもっとフランクに渡すとのこと。

そして名刺の受け渡しよりも重要とされるのが、握手だそうです。
しっかりと相手の目を見て力強い握手をすること。
それができないと、ビジネスパートナーとして頼りないやつだと思われてしまいます。

…といったことを、著者から経験共有されることで、
世界のスタンダードを疑似体験することができるのです。素敵。

3.読みやすい。
書いてある内容は充実していますし、かつ非常に読みやすいです。

これは著者の文章力のなせる技かと思います。
非常に読みやすい、そして分かりやすい。

おそらくマッキンゼーで培った論理的思考、
そしてその思考を文章にしてアウトプットする訓練の賜物だと思います。

以上、この本をオススメする3つの理由でした。

さて、年始の休みはまだあります!
読書、読書!








「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣

ここのところ、本を読んでいませんでした。

私は本当に本が好きで、外出する時は鞄に本が最低二冊は入っている。
…そういった人間なので、ここのところの無読書状態は珍しいです。

理由は特になく、最近はスマホやらタブレットやらで、
GunosyやNewsPicksを閲覧していました。

さて、久しぶりに読んだ本から、今回はこの本をご紹介します。


『「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣』です。

全編に亘り、仕事が速い人はxxxで、仕事が遅い人はxxxだ。
という対照的な事柄を挙げて、その内容を書くという形式がとられています。

例えば、「仕事が速い人は昼寝をし、仕事が遅い人は二度寝をする」
といった具合です。

元々、私は古書店の書店員です。
こういった経営書でもなく、創業の話でもなく、哲学でもなく、
ハウツーの詳細が書かれているわけでもないビジネス本は、高値はつきません。

見つけたら、出版した年を見て、真っ先に価格を落とします。
(近年であれば、中身を確認します。)

そんなこんなですが、この本は立ち読みした後、新書で買ってしまいました

その理由は、下記の3つです。
1.書いてあることが、もっともだから。
2.一つの章は数ページ程度で、読みやすいから。
3.どんな仕事にもあてはまる基礎的なことが多いから。

包括して補足すると、こうなります。

どの章も短く読みやすく、
もっともだと思う(納得できる)ことが書いてあり、
どんな仕事をしていても関係なく、
仕事の基礎を学ぶのに適している本です!

そうなんです。

そして、書いていて思ったのですが、
この本は、社会人3年目くらいで読むのが良いかもしれません。

ちょうど仕事にも慣れてくる頃、あるいは周りとの差がついてくる頃。

読んでも損はない本です!ぜひ!



2014年1月1日水曜日

徒然なるままに(後編)

さて、後編です。

特に前編ではコレ、中編ではコレ、後編では…。
と、決めて書き始めていないのですが、
気がついたら後編を書き始めています。

コーヒーはすっかり冷めてしまいました。

ここでは私自身が構想まで練っているサービスの概要について
少し書きます。

文章にするのは初めてですので、
分かりにくいかもしれませんが、ご容赦くださいませ。


今考えているのは、ユーザーの志向性を学習して、
その人に最適な記事を配信するwebマガジンです。

ユーザーは、自分が読んで嬉しい記事をwebマガジン自体が
選別してくれてhappy !!

配信側(広告主)は、自社の商品に対して、購買にいたる
(あるいはブランディングが刺さる)ような最適なユーザーに
記事広告が配信されてhappy !!というわけです。

経緯を簡単に話すと、
元々、私は書店員だった去年、「面白い本ない?」と多くの人から
質問をされた過去があって、本のリコメンドサービスを思いつきました。
皆さん、本を読みたい気持ちはあっても、何を読んでいいのか分からない。

そこで考えたのが、
誰それ(有名人)のオススメの本が、pintarestのようなサイトで
たくさん閲覧できるサービスです。

それこそ、サイバーエージェントの藤田氏が薦める経営書であれば、
私、読みたいです。
あるいは、サカナクションの山口氏が薦める文学書?
それも、私、読みたいです。といったユーザーのニーズです。

しかし、よく考えてみると本に限らず、モノが溢れた現代に置いて、
皆(たぶん私だけではないはず…。)本に限らず、何買ったら良いのか、
よく分からないと思うのです。

良さそうなモノはたくさんあるけれど、何を買ったらいいんだろう?
何を基準に選んだら良いんだろう?
といった具合です。


そこでうーんと悩んでいた矢先に、あるサービスと出会います。
それが、Gunosyでした。

独自のアルゴリズムで、ユーザーのSNS情報を解析し、
そのユーザーの志向性を学習します。
更にサービスを使い続けることで、志向性の学習は進み、
よりユーザーに合った記事を配信するようになっていくと。

これはすごいサービスが世に出たなー。
しかも、東大生かよ、すげーと。衝撃を受けたわけであります。

更に私が去年転職した先が、webの広告代理店だったことも手伝って、
IT周辺(主にweb広告)の情報が集まってきました。
ユーザーから課金はしませんので、Gunosyのマネタイズ方法は、
今のところ「web広告」です。

ああ、このビジネスモデルであればマネタイズのイメージがつくなと。
そう考えた私は、上記したようなビジネスモデル、
「ユーザーの志向性を学習して、その人に最適な記事を配信するwebマガジン」
を思いついたのでした。


しかし、ここで大きな壁が立ちはだかります。
Gunosyチームにあって、私たちに無いもの。
それは、技術力です。

自らアルゴリズムを作り、ユーザーの志向性を学習するエンジンを
作ることのできる彼らに対して、私たちには何かを作り出す技術力が
ありませんでした。

これはかなり致命的、というより、ビジネスモデルそのものを
根本的に見直さなくてはならない事態。
例えるなら、航海に出ようとしてるのに船乗りが一人もいない、
全員料理人。みたいな状況です。

船上で美味しい料理は作れるけど、船を操縦したことがない、
そんな状態です。(2014年1月1日時点で、今ココです。)

じゃあ、航海に出れないじゃん!!
そんな当たり前のことに気づいたのは、
サービスを考えついてからしばらくしてから。
(2013年の11月頃?)

船乗り、もといエンジニアは散々探していますが、
未だ出会えず…。いえ、何人かお会いしていますが、
一緒に航海に出ましょう!と意気投合した方は、まだいません。


ここで立ち止まっていても、しょうがないです。

私は、この状況で私たちに残された道は2つだと思っています。
A) 一緒に航海に出る船乗りを見つける。
B) 航海に出るという選択肢を捨て、別の道を選ぶ。

※この年始でA) B)の両方の可能性を見極めないとならない。
そういった感覚が私にこのような文章を書かせているのかもしれません。

じゃあA) B)のどちらを選ぶのか?
正直なところ決めかねています。
悩んでいるわけではないですが、今の今で決める必要はない。
そう考えています。

人との出会いは突然です。
すでに出会っている人の、心の移り変わりも、
いつ何時起こるかわかりません。

だから今の私たちにできることは、料理人らしく、
ひたすら料理の腕を磨きながら、船乗りを仲間にできるよう、
魅力的な料理を作って行きます。

料理とは、すなわちコンテンツです。
ユーザーを惹きつけるコンテンツメイカーとして優秀であれば、
その先の未来、ユーザーごとに配信する記事を
分けるキュレーションサービスになろうとも、
優秀な編集眼を持てることでしょう。


それであれば、船乗り(エンジニア)が後からjoinした時に、
素晴らしい航海ができる、と。

いろいろと書きましたが、
ただ形のない何かを信じて、祈って、前に進むだけです。

そう思っています。

こうしている今も、サービスのことを考えています。

世の中に新しい風を起こすこと、その風をアジアに、
そして世界にまで吹かせること。

この人生を懸けて、実現したいこと。
コミットしていきます。

2014年は、忙しくなりそうです。

徒然なるままに(中編)

さて、2014年がはじまりました。

身が引き締まる思いです。
この1年は本当に勝負の年になります。

家族に新年の挨拶をして、家を出て、
また昨日と同じカフェの同じ席に座っています。

別に元旦から気合いを入れて出てきたわけではなく、
小さい頃から家にじっとしていることが出来ない子でした。

しかし、そうでなくても、今年は1分1秒も無駄にできません。

2013年に感覚的に学んだいくつかのことを通して、
2014年の動き方をイメージしてみたいと思います。

徒然なるままに。


1. 9月には資金調達の目処をつける。
ここを一つの中間ゴールとしています。

その先の12月サービス本格スタートを展望に入れるとなると、
この時点で、ある程度の資金調達のイメージはつけておきたい。

具体的に言うと、投資家・投資会社と定期的に接触できている状態にします。
あるいは、この時点での状況によりますが、
クラウンドファウンディングも、もちろん視野に入れています。
キャンプファイヤーとか。)
12月スタートしてからのランニング資金は、確実に調達しておきたいです。
資金が無い=心の余裕がない中で良いサービスを提供できるように
思えないです。ここはマストです。

あとは、銀行ですね。
ここは、ほとんどイメージがない・・。
周りにも銀行から資金を融資してもらって起業した方々がいますが、
その人に話を聞いたり、元銀行員に話を聞きます。勉強します。

2. 1.の中間ゴールを達成するためにも開発メンバー集める。
ここさえクリアすれば、「徒然なるままに(前編)」で書いた
「まずやってみる」を加速できます。

具体的に言うと、エンジニアとwebデザイナーです。
まずは1名。
できれば、エンジニアが良いです。
webデザインの部分は、後から改善を重ねます。
最悪、私がある程度いじってなんとか見れるデザインにします。

ただ、動的に動かす部分は正直お手上げです。
PHPの本を一冊買って、なんとなくどういったことができるのか
イメージはできましたが、イメージできたまで。
それも、初歩の初歩の箇所まで。
ここは、専門的な知識とスキルが必要です。
(それが分かっただけでも、一歩前進です。…ポジティブに生きます。)

そして、この開発メンバーの集めた方ですが、
いろいろ試行錯誤した結果、「勉強会」に出る。が一つの正解だと思います。

もちろん、人づてに集めることも並行して行いますが、
自ら足を使って、エンジニアが集まる場所に顔を出し、
友達になって、一緒にサービスを立ち上げる仲間を探す。

そういった地道な努力が必要だと思います。

特別な人脈を使うでもなく、外注してお金を払うでもなく、
単純に人間に惚れ込んでもらうことが大事かなと。


ただ、エンジニアが「一緒にやりたい!」と思う環境は、
こちらで創ることができる。
その点に、注力すべきだ。そういった考えもあります。
それは、3以降で書きます。

3. ビジョン、コンセプトを一緒に描く(描き続ける)
当然、この部分に今までノータッチだったわけではないです。
一人でも文章にしましたし、共同創業者とのやりとりの中で、
その文章を書き直したりしています。

ただ、まだしっくりこないです。
もっとシンプルで、イメージしやすいビジョン、コンセプトでありたい。
そう感じています。

このビジョン、コンセプトに関しては、まだまだ二転三転しそうです。
そして、ここに惹かれてくれないと、仲間を増やすことも難しいと考えます。

エンジニアに限らず、人がその人の人生を懸けてコミットしたいと
考えるためには、いくつか条件があると思いますが、
その内、僕らには(現時点では)お金はないです。

では、何に惹かれて「一緒にやろう。」と言ってくれるのか?
熱意?信頼?ビジョン・コンセプトへの共感?
夢、壮大な計画(≒ビジョン?)?私自身の人間性、人柄?

いろいろと考えつきますが、おそらく仲間になるエンジニアが
理性か感情のどちらかで「一緒にやろう。」と言うとすれば、
それはおそらく理性ではないでしょう。
少なからず理性が働いたとしても、大半は感情が決めるでしょう。

であるならば、感情を動かす大きな要因の一つとして、
創業者が掲げるビジョンがあるはずです。
そして、そのビジョンに対して仲間となる人が思い描くことが
あるはずです。

そして、そのビジョンに対して、仲間となる人が考える余地がある方が良い。
私はそう考えます。

一緒に想像して、そのビジョンに対して、それぞれが夢を見られるように、
シンプルで明確だけど、その過程は十人十色に描ける方が良い。

そんなビジョン、いわば心の旗を掲げなくてはならないと思うのです。
それが創業者の一つの大きな役割だと。


4. パラレルワールドをイメージする。
2014年12月に本格サービススタートの予定です。
この計画通りに遂行すると、私は今の会社を退社して自らの会社の
サービスを本格スタートさせることになります。

逆算して、9月の時点で資金調達の目処を立てると
想像していますが、もちろん計画通りに行かなかった時のことも
考えておく必要があります。

常に最悪のケースを想像して、リカバリー案を用意しておく。
経営者として、当然のことです・・。

とにかく、9月の時点で全く箸にも棒にも引っかからない状態であった場合、
私は、私がとるべき行動をイメージしておかなくてはならないと、思っています。

具体的に言うと、今進めているサービスを根本的に見直して、
別サービスに切り替える。

例えば、9月の時点でエンジニアをはじめメンバーが揃っていなかったら、
IT部分を外注で補うことも想像しなくてはなりません。
つまり、IT部分を外注でまかなえるサービスに切り替えるということです。

とにかく、0か1かの賭けを繰り返しても、
創業への道は危う過ぎますから、2を、3を、4をと、
いくつかの道=パラレルワールドをイメージしておかないとならない。
そのように考えているのです。

中編は、ここらへんで・・。