2014年1月9日木曜日

「アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか」

これは読むべき。

久しぶりにヒットした本です。
これは、読むべきです。



IT系の話題に興味がある人はもちろんのこと、
全く興味が湧かない方にもオススメです。

なぜなら、apple製品であるi-phone,i-Pad然り、
検索エンジンとしてのGoogle、
そしてインターネットを開けば必ずといって良いほど
目にすることになる広告としてのGoogle然り。

この2つの巨大企業は、
今や私たちの生活から切っても切れない存在であります。
それはあなたがITに興味があろうが、あるまいが関係なしです。

私、知りませんでした。

そして今までの両者の関係や歴史が、
内部の人間の証言も交えながら展開される点が非常に面白いです。

私、知りませんでした。

この2つの企業は切っても切れない関係だったのです。

詳しくは、本書をぜひ読んでいただきたいですが、
消費者レベルで疑問を感じたことないでしょうか?

あれ、iphone4S買ったらデフォルトで入っている地図アプリが、
iosになっているけど、これ前までGoogleマップじゃなかったっけ?
・・・と。

iphoneの開発に際して、
Googleの一部のエンジニアはappleの内部で
ソフトウェアの開発に身を粉にしていたなんて、
私、知りませんでした。

最後に

とにかくこの本、読めば読むほど面白いです。

私は最初の章、iphone発表の舞台裏のエピソードで
すぐに本書に惹き込まれました。

スティーブ・ジョブズが自信満々にプレゼンをした舞台裏で、
一体何が行われていたのか?

そしてそこから話は展開していき、Googleがiphoneの開発に
携わる一方で、(Googleの文化では珍しく「超極秘で」)Androidの開発が
どのように進められたのか?

さながら良く出来たスリリングなスパイ映画を見ているような、
そんなストーリー展開が繰り広げられます。

これは必読の一書。

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