2013年9月13日金曜日

canかcan'tではなくて、doかdon'tを考えるの巻

canかcan'tを考えてしまうから、できない理由をいくつも並べてしまうのであって。

doかdon'tを考えるから、やる(ないしは、やらない)の判断ができるのだと。

僕は最近、そんなことを考えました。


これは、何か新しいことを始める時の思考回路の話。

多くの人は、(私も含めて)canかcan'tを考えると思います。
これはいたって普通の思考回路だし、当然のことだと言えます。

ただ、最近僕が何人かの人に会って心に浮かんだことがあります。
それは、新しい物事にチャレンジする人は、大抵「できるか、できないか?」は考えていないということです。

新しいことをやるのに、「もしかしたらできないかもしれない。」と言った不安は当然あるし、「できない理由」を考えたら、それこそ星の数ほどあるじゃないか。というのが、彼らの思考回路です。

だから、彼らは「できるか、できないか?」ではなくて、「やるか、やらないか?」を考えています。

つまり、思考が先ではなくて決定が先にあります。

こんな感じです。

多くの人
できるか、できないか?(ここを結構考える。答えは中々出ない。)
できる。
やる。

新しい物事にチャレンジする人
やるか、やらないか?
やる。
できる。
(ようにする。できないかもしれないけど、やると決めたからできるまでやる。)


そして、付け加えることはもう一点
やるか、やらないかの判断について。

これはかなり私見も入ってしまうのですが、
つまり、人に聞いた話の受け売りではなくて、あくまで私個人が感じていることなのですが・・。

判断はこんな感じの思考回路によって下されると思います。

やる時のリスクを考える。
リスクとは、一番失敗して上手く行かなかった時に受ける被害のこと。
例えば、起業をするかしないかの判断については・・。
お金がなくなるとか、仕事を失うとか、人に笑われるとか、とかとか。

次に、やらない時のリスクを考える。
例えば、起業をするかしないかの判断については・・。
単純に、年をとって過去を振り返って後悔するとか、
一生、何となく燻ってしまうとか、とかとか。

そして、やる時のリスクとやらない時のリスクに対するリカバー策?を考える。
例えば、お金がなくなるというリスクであれば、起業したビジネスの利益が0円だったことを考えて、何もかも上手く行かなかった時のこと(最大のリスク)を考える。
その上で、それでも起業すべきか否かを考える。

つまり、最大のリスクから、「やるか、やらないか?」を考えるのだ。

ふう。
(ここで一息つく。
さらに、すごく行ってみたいビーチの写真を見つけて貼ってしまう。
すごく良い雰囲気。素敵。行ってみたい!ふう。)


そして、(まとまりのないまま暴走機関車のように文章を続けますが)
ここで一つ、気づいたことがあります。
(もうちょっとで終わるので、着いてきてください。)

それは、「やるか、やらないか?」の人の行動が早いのも、「できるか、できないか?」を考えるのではなく「やるか、やらないか?」を考えているからだと、そう気づいたのです。

「やるか、やらないか?」の人の判断は、一度です。
つまり、「やるか、やらないか?」それだけです。
そして、一度やると決めたら後は、実行するのみだし、もうそれ以上考えることはありません。

だって、やると決めたんですから。

でも、「できるか、できないか?」を考える人は、何度も考えます。
一つ進んで良い情報が増えたら、「できる」と思って喜んで、
一つ進んで悪い情報が増えたら、「できない(かも)」といって落胆する。
その繰り返しをしているから、何度も立ち止まるし、考えてしまうし、
ともすれば、やめてしまうと思うのです。

もしかしたら、ここまでの文章に心当たりがある人もいるかもしれません。

あるいは、私の文章に対して「うるさいな!」と思っている人もいるかもしれません。

そんな人の気持ちを、僕は全てとは言わないまでも、少し分かります。
なぜなら僕がずっとそうだったからです。

「できるか、できないか?」僕はずっと、そんなことを考えていたように思います。
そして時折、思い立ったようにして理由もなく「やる!」と決めて、
決めたはいいものの、根拠や確固たる理由がないばかりに、「どうしようかな?」と足踏みをすることを繰り返していました。

ただ、ようやく「やるか、やらないか?」をどのようにして決めればいいのか、そして決めるためには根拠や理由ではなくて、「最大のリスク」から考えればいいんだと。それが正しいか正しくないかは分からないものの、自分の中ではある程度納得のいく形で言葉にできるくらいの一つの思考として手にすることができたのです。

僕は、もしかしたら一皮向けたのかもしれません。

しかしそれは証明することができないので、自分だけの感覚として大事にしておくことにします。

さて、25歳の人生も残り僅かです。
日々、後悔のないように一生懸命生きていきます。

酸いも甘いも、楽しんで、楽しんで。

Yes, I do.

そしてYes, I canにしていきます。

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