僕は今、東京に住んでいながらにして。
東京という街が持つスピード感溢れる日々から、できれば逃れたい。
・・といった願望を秘かに持っている。
持っていながらも、そう。今日も東京のど真ん中に暮らし営みを続けるわけだけれど、
心のどこかにそういった想いを抱いている。
それはおそらく間違いがないのである。
閑話休題。
さて私、もうすぐ25歳という節目の年に幕を下ろします。
25年を言い換えると四半世紀。
人生50年と謡った敦盛をそのまま受ければ、人生の半分を過ごしたことになります。
このタイミングだからなのか、やたらと最近人生を俯瞰して考えて、
今、まさに今。何をすべきなのか。今しかできないことって何なんだろうかってこと。
そのことをぐるぐると考えている気がするのです。
30歳になるまでの4年間で、僕の人生(後半)が大きく決まるでしょう。
一体、何をどうチョイスして、どっちの方向に進むべきなのか?
そいつをそろそろ(ある程度)本格的に決めにかからねばならん。
そう、そんなことをぐるぐる考えている気がするのです。
文章が私の頭の中のごとく、やや複雑怪奇になってきたので、シンプルに。
一つは、パートナー。
一つは、仕事。
一つは、住む場所。
・・といったところでしょうか。
それぞれを今まさに。翼から抜け落ちた羽毛が地面に着地するかのように、静かに或るべきところに落ち着こうとしているのです。(前述した言葉を引用すれば、そろそろ本格的に決めにかかってきている。とでも言いましょうか。)
しかし中でも、仕事と住む場所はまだ少しフワッとしています。
それぞれに書くと、「こういった仕事をしてみたい」といったイメージは、ココ最近でぐっと固まってきました。しかし、まだアウトプットに至っていないので、立ちはだかるハードルがまだまだあります。
住む場所は、まだイメージすら固まっていません。もう少し「住む」ことを考えながら、色々と足を延ばしたいものです。
そしてここで、「東京という街が持つスピード感溢れる日々から、できれば逃れたい。」
・・といった気持ちがむくむくと頭をもたげるわけです。
(ここで冒頭の話に繋がるわけです。)
前にもこのブログで書きましたが、一年間を福岡で過ごしてみて、すごく感じました。
普通だと思っていた東京のスピードが改めてとてつもなく早いのだと。
情報も流行も消費も。とにかくメマグルシイスピードでもって右から左に流れていく。
休日にどこかに行こうとすると、大抵は人ごみに囲まれる。
そんな東京を心から好きでいながら、一方で少しの期間は離れて暮らしたいものだと、
そう素直に思っている今日この頃であるのです。
さて、そんな心に浮遊する形にならない白い雲のような想いを抱いて、
今日も私は東京の空の下で息をします。
未来を想像して、大切な人と言葉を交わして、なるようにしかならない人生を、
時に笑いながら、時に憂いながら、生きていきたいと思うのです。
頼んだカフェモカはすっかり冷めてしまいました。
See you soon.
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