とある料理本のタイトルですが、その内容を読む前に、その心意気にひどく共感する今日この頃です。
ないなかで工夫して得る何かは、ただ気づいたら手にしていた何かと思い入れが違ったり、重みが違ったり。
あるいはその得た何かではなく、得るために経た過程こそが宝物になるんじゃないかな?と、そんかことを心にします。
一方で、『あること』に対して否定的になるのではなく、あるならあるで、それを受け入れていこうとする心意気やよし。なのです。
この間、生まれてから26年目を迎えました。世間ではまだ若いと言われますが、もうすでにたくさんのことを忘れてしまうほど、それなりに長い時間を生きている気がします。
それでも僕はつい、自分にあるもの、そしてないものを知っているつもりでいながら、未だにないものに対して『ないならない』で、と受け入れられないでいました。
しかし、この頃、少しその様子が変わってきたように思います。
ないならないで、工夫したらいい。
ないならないで、新しく創ればいい。
ないならないで、誰かに力を借りればいい。
そういった心意気を自身の内なる声として聞くようになったのです。
ないならないで、あったらあったで。
日々を楽しく、愛おしく。
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