2013年7月1日月曜日

1万時間!

日々が慌ただしく過ぎて行きますね。
こうして今、また一日が終わりを私たちは迎えようとしています。


「光陰矢の如し」という有名な言葉があります。
出典を調べると、中国の有名な詩人が言った言葉だそうです。

「月日は矢のように過ぎて行くから、日々を無為に送ってはなりませんよ。」
・・といった意味だそうです。


さて、何かの分野で天才と呼ばれるまでになるには、1万時間が必要と耳にしたことがあります。

調べてみると、マルコム・グラッドウェル氏が「天才! 成功する人々の法則 」という本で、提言しています。

1日2時間費やしたとして、ざっと計算して1万時間費やすのに13年以上かかります。

つまり氏いわく、天才と呼ばれずとも何かの分野で名を上げるには、1日2時間費やしても確実に10年以上は必要だということです。

しかし、1日2時間を費やせることなんて、そうそうないように思います。

しかも10年以上続けなくてはならない。
いや、きっと「続けなくてはならない」なんて気持ちでは続くはずなんてないはずです。

うーん。
・・・。



そこで私はふと気づきました。
きっと1万時間費やすことができる「それ」は、2つの名前で呼ばれるものでしょう。

1つは「習慣」です。

好き、嫌いに関わらずに「習慣」にしてしまえば、人は無意識の内にその行為を継続的にすることでしょう。

そして、もう1つが「好きなこと」です。

「好きなこと」は、それこそ時間が経つのも忘れて没頭するでしょう。
子どもの時分に熱中した遊びなんかを思い出すと、いかに「好きなこと」に熱中した時にあっという間に時間が経つかが分かります。

もしかしたら他にもあるかもしれませんが、「習慣」と「好きなこと」の2つは、1万時間を費やすことができる「それ」に当たるように思います。


ここまでをまとめると、何かの分野で名を上げるには1日2時間で10年以上の年月が必要。
そんなに時間を費やすことができるのは、「習慣」と「好きなこと」ではないか。

・・で、私は思いました。

であるならば、子どもでない私たち大人が何かの分野で名前を上げることを今から考えた時、することがあるなと。

それは、2つ。

勉強なり練習なり時間を費やすべきことを、「習慣化してしまう」こと。
それか、「好きなこと」に意識的に多くの時間を費やすこと。

この2つかしらと思います。

(本旨とはずれますが、両方の別々の行為を以てして2つの目標を達成するのも良いですが、違う目標に向かうのではなく1つの目標に向かう2つの行為である方が効率は良いですね。)

さて長くなってしまいましたので、本日はここまでです。

私がここまで書いて思ったことは、以下の通り。

何をどううまくやっても、「光陰矢の如し」という教訓は胸に刻んでおいて間違いはなさそう。

ご一読、ありがとうございました。

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