突然ですが、私は生まれてからこの方、住む場所を3回変えました。
いえ正確には4回だそうですが、最初の引っ越しはあまりに小さかったので記憶にありません。
あるいはまだ母のお腹の中にいたのかもしれませんが、記憶がないので確かめようもありませんし、母に聞くのもタイミングというものがありますから、今のところは3回ということにしておきます。
なぜこんな話をしたのかというと、ふとブログを書こうと思ったタイミングで「川のそばに住みたいな」と思ったからです。
「川のそば」と言っても、ふわっとしていてなんとも具体的でない話ですが、だいたい川から歩いて5分くらいのところに住んだら素晴らしいなと思ったのです。
実は今までも何度か「川のそば」に住んでいるのですが、「川」といってもいろいろありますし、「川のそば」に住むにも「川」を知らないと話になりません。
日本の川もいいのですが、せっかく想像力を働かせるので、ここで「世界の川」をいくつかピックアップしてたいと思います。
・・やっと本旨に入れました。
さて1つ目は、こちらセーヌ川です。
世界の川を思い浮かべた時に真っ先に浮かんだ川です。
ご存知、フランスはパリを上下に2つに分けている川です。ちなみに下側を「左岸」と呼び、上側を「右岸」と呼びます。
なぜ上下なのに、左右で土地に名前をつけるのか不思議だったので調べてみました。
いわく、東から西に流れているセーヌ川の進行方向を向きながら、左岸と右岸に分けたそうです。ちょっとした豆知識ですね。
私がパリ行った時は、その時の天気があまりよろしくなく、薄暗くて白っぽい空が記憶に残っています。
しかしセーヌ川のほとりにはたくさんの人が集まっていて、パリの人々(特に左岸側?)の日常にそれとなく、しかし確かにセーヌ川が存在している様子がうかがえました。
蛇足ですが、私は「Before Sunset」のセーヌ川のシーンが好きです。
2つ目は、アルノ川。
イタリアは、フェレンツェに流れる川です。
おそらくアルノ川という名前より、ヴィッキオ橋という名前の方が有名かと思います。
日本人も多くの方がこの街を訪れて、ドゥオモに上って街を見下ろし、ヴィッキオ橋から川の様子を眺めたことでしょう。
その川が、アルノ川です。
しかし何と言っても、このアルノ川の美しさは夕暮れ時にあるように思います。
夕暮れの赤を残したまま、藍色がまるで少しずつ絵筆を左右に往復させるかのように重なり合い、次第にその色合いを変化させていきます。
夜が訪れるまでのものの数分で、映画の起承転結を見ているかのようなストーリーが空で展開されるのです。ロマンティック。
さて、3つ目。これで最後にしたいと思います。
選んだのは、ドナウ川。
ここは私、行ったことがないので想像しながら写真に見入ってみます。
どこの国の川かしらと調べてみると、ドイツの森林地帯からスタートしてなんと10カ国を通って黒海に注ぐ大河とのこと。驚きました。
その美しさに、ヨハン・バプティスト・シュトラウス氏は「美しきドナウ」という曲をつくったほどです。この方は、オーストリアの方ですのできっとウィーンあたりのドナウ川は格別に美しい・・・と思います。行ってみたいです。
さて、ここまで「世界の川」を3つほどピックアップしましたが、皆様いかがでしたか?
私は、行ったことがないウィーンのドナウ川が気になります。
遠目の写真ですと水の綺麗さまでは分かりませんが、やはり住むともなると綺麗な川のそばがいいですよね。
いつか足を運べたら、住むことを想像しながら水を覗き込んでみたいと思います。
綺麗だといいな・・。
話がとっ散らかってしまいましたが・・お後がよろしいようで・・。
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