2013年7月3日水曜日

インプットとアウトプット

あるテーマでブログを書こうとして、手を止めました。

私がそのテーマを本当に理解していなかったため、どうにも支離滅裂な文章になってしまったのです。

たくさん本を読んで分かったように思えても、所詮は本。
読んだだけでは、その情報を頭にインプットできないと私は思います。

自分の言葉でアウトプットを繰り返して、初めて「本に書いてあったこと」が「自分の考え」に還元されてきちんとインプットされる。

それゆえに、自分の考えをしっかりとアウトプットできる。
その繰り返し。

ブログを始めて改めて感じる、今日この頃です。


頭の中の情報を整理整頓して人に伝えるなんて、なんて難しい作業でしょう。

自分の頭では理解しているように思えても、人に話すとまるでチンプンカンプンなことを話してしまった経験は無いでしょうか?

支離滅裂で、自分でも要点がわからなくなってしまう。
私は、もう百回や二百回じゃきかないくらい経験があります。

それは海外では、余計に強く感じました。

「あなたは何が言いたいのか?」「お前はどんな意見を持っているんだ?」といったことを強く問われます。

自分の言葉でアウトプットしながら情報をインプットするといった繰り返しを何度も経て、両方の能力を強くすることが求められていると、そう感じたのです。


一方で、日本人には「あうんの呼吸」と呼ばれる文化があるのも事実です。

言葉にせずとも伝わる感情や機微、そういったものを大事にします。
直接的な表現を避けニュアンスで伝えようとしたり、「言葉」ではなく仕草や表情で伝える。

日本では、そうした「言葉」では無い何かを敏感に感じ取る能力が必要とされます。

KYという言葉が流行りましたが、(空気を読むか、あえて読まないかといった選択はありますが)「あうんの呼吸」は、現在「コミュニケーション能力」といった言葉に含まれて、あらゆる場面で求められる能力かと思います。


ですので、日本で求められる「あうんの呼吸」といった文化をきちんと体現できる。
同時に、海外に出ても一目置かれるくらい、自分の考えをしっかりとアウトプットできる。

その両方を兼ね備えた人こそ、これから世界で活躍していく人かと思います。

そのためには人の機微を知るために小説を読んだり、いろんな人の考え方に触れるためにビジネス書を読むこと(インプット)、そしてブログを書いたり人に話すことでアウトプットをどんどんしていくことが必要ですね。

ああっと、それから英語も勉強しなくては・・。

自分の理想に向かって、うかうかとしていられないですね!

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