全国の中小書店が減少し続けていると耳にして久しいです。
2010年には2万軒以上あった街の本屋さんは、現在1万4千軒ほどになってしまいました。
こちらが推移がわかるグラフです。
・・見事に右肩下がりです。
私も最近、地元の本屋に行こうと歩いたら全然違うお店になっていたことがあります。
記憶を振り返ってみて、いろいろ思い出すと少し切なかったりします。
なぜ、減少しているのでしょう?
おそらく一概にコレが原因です。
・・・と、一つの原因をやり玉に挙げることは難しいように思います。
ぱっと考えただけでも、いろんな原因を思いつくことができます。
1) コンビニの書籍販売開始
2) Amazonの台頭
3) 電子書籍を読む人が増えた
4) 大型書店の増加
5) 中古の大型書店の増加
しかし、これらの原因を挙げていて気づきました。
一言に要約してしまうと「顧客の選択肢が増えた」というのが一つの原因かもしれません。
一言に要約してしまうと「顧客の選択肢が増えた」というのが一つの原因かもしれません。
昔は、本を買おうと思ったら地元にある街の本屋さんにまず行く。
それでも見つからなかったら、そこで注文するか、大型書店まで足を運ぶといった流れだったかと思います。
今は、この本を買うと決まっていたら本屋に行くか、Amazonで注文します。
あるいは、なんとなく読みたい本の分野が決まっていたら、なるべくいろんな本がある大型書店まで行って、該当のコーナーでいろいろと立ち読みしながら良い本を探す。
あるいは、その本のタイトルを覚えてAmazonで検索して買う。
あとは何の気無しに入ったいつも行くコンビニで、気になるタイトルの本を見つけて買ってしまう。
・・そういった流れでしょうか。
・・そういった流れでしょうか。
昔に比べて、顧客の選択肢が格段に増えたことがわかるかと思います。
こうなったら、在庫数でAmazonにも大型書店にも負けてしまう街の本屋は、本当にひとたまりもないです。
では、「もう街の本屋さんはいらないのでしょうか?」
「いえいえ、そんなことはないと思います。」
・・といったことを次回のブログで考えてみたいと思います。
「いえいえ、そんなことはないと思います。」
・・といったことを次回のブログで考えてみたいと思います。
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