2013年7月19日金曜日

面白きことなき仕事を、面白く。

最近、仕事に対する考え方で思うことがあったので書いてみます。

さっそくですが、下記は楽天の三木谷浩史氏の言葉です。

「世の中にある仕事で、はじめから面白い仕事なんてそうそうあるものではない。ならば、巡り合えない面白い仕事を探すより、目の前の仕事を面白くする方がずっと効率がいいはずだ。仕事を面白くするのは、仕事の内容そのものより仕事の目的なのだ。どんな仕事であれ、目的を見つけることはできるはずだ。そして、どんな仕事であれ、目的意識さえあれば、それを楽しむことができるのだ。」


「はじめから面白い仕事なんて、そうそうあるものではない。」という言葉を聞くと、一瞬悲観的な気がしてしまいます。

でも、「仕事を面白くするのは、仕事の内容そのものより仕事の目的なのだ。」という言葉に、氏が考える仕事の本質的な面白さを垣間見ることができます。

内容そのものに面白さを求めるのではなく、目的が仕事を面白くする。

なんだか簡単に聞こえますが、私にとっては何だか新鮮な気がしました。

ゲーミフィケーション

・・という言葉をご存知ですか?
すごく広義に捉えると「ゲームの要素を取り入れること」です。

とあるサイトが、ゲーミフィケーションを面白く説明していたので紹介させてください。
こちらのサイトです。

ゲーミフィケーションを、ドラクエで説明しています。
発想がユニークですし、身近なゲームで説明しているので分かりやすいですね。


その中から、ゲーミフィケーションの一つの要素をpick upしたいと思います。
それは(サイトの言葉を借りるなら)「偉大なるゴール」です。
(以下、サイトより文章を抜粋。)

(第一元素)偉大なる段階的ゴール
「ドラゴンクエストI」を思い出して下さい。「ドラゴンクエストI」では、物語冒頭で、「竜王を倒し世界を救う」という明確な目標、すなわち「偉大なるゴール」がプレイヤーに提示されます。この「偉大なるゴール」があり、これをクリアする「達成感」を得たいと思うからこそ、実はルーティンワークである「モンスターとの戦闘」や「レベル上げ」をこなせたのではないでしょうか?

さらに「ドラゴンクエストI」は巧みにも、「竜王を倒し世界を救う」という目標に到達する途中段階においても、「竜王にさらわれた姫を救う」などの「偉大なるゴール」をプレイヤーに提示し、プレイヤーに幾度も「偉大なるゴールを達成した」という達成感を提供する、つまり「段階的ゴール」を提示することで、ゲームプレイをおもしろいものにしています。

ここで言う、「偉大なるゴール」は、すなわち「竜王を倒し世界を救う」ですね。

確かに、このゴールに向かって進んでいる感覚があるからこそ、ルーティンワークも苦になりません。

どんな困難が立ちはだかっても、「偉大なるゴール」に向かって頑張れます。

偉大なるゴール?

過去の私を振り返ってみると、この「偉大なるゴール」ってのが何だか分かっていなかったように思います。

いえ、正確に言うと今だって確実に分かっているわけではないです。
ですから、「ゴールを見つけようともしなかった。」と言えるかもれしれません。


私も今年で26歳。
社会人として、少しばかりですが経験を積みました。

そして分かったことは、三木谷氏が仰る通り「はじめから面白い仕事なんてそうそうあるものではない。」ということです。

これから、まだまだ続いて行く仕事人生を面白くするために。
面白きことなき仕事を、面白くするために。

私はしっかりと、「偉大なるゴール」ってやつを見定めたいと思います。

そんなことを思ったのであります。

この文章をカフェで書いていたら、ボブ・マーリーが「Everything's gonna be alright」と歌いました。

私は心の中で「I hope so」と言いました。

以上、終わり!

P.S
この本を読むと、三木谷氏の仕事に対する考え方に触れる事が出来ます。
三木谷氏について、あるいは楽天について知りたい方に、オススメです。


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