2013年7月16日火曜日

「松浦弥太郎の仕事術」

本の紹介です。

以前、このブログで松浦弥太郎氏のことを書きました。

(過去エントリー「心身を整える」はこちら。)

その時に読んでいたのが、この本です。


氏の本は書店に行くと何冊もあります。
しかし、こと仕事に関する本はこの一冊がオススメです。

「仕事術」とタイトルにありますが、決して堅苦しくありません。

よくあるビジネス書に書かれているような内容ではないのです。

どんな人にオススメしたいか?

仕事をする全ての人に読んで頂きたい。

それが私の本音です。

しかし、それでは大雑把すぎますので、もう少し言葉を付け加えます。

役立つスキルやライフハック的なものを学びたい方。
私はオススメしません。

「仕事」の本質を理解したいと思う方。
仕事をする上で、「大事にしたいこと」を学びたい方。


そういった方に、オススメしたいです。
なぜなら、この本に書かれているのは、もっと本質に近いことだと思うからです。

「約束を守る。
 時間を守る
 相手を喜ばせる。

この三つは僕にとって仕事の三原則であり、いわばセットのようなものです。これを忘れずに自分を律していけば、いつか自分自身が心の底から幸せを感じられる仕事も、できるようになります。」(P.35より一部抜粋)

上記した文章は、氏の考え方の一部です。

読んですぐに実行できることでは、ありません。

簡単なことのようで、難しい。

それゆえに、本質に非常に近いように思います。

なぜオススメしたいか?

昨今、どこの書店に行ってもビジネス書は平積みにされています。

いろんな人が、いろんな仕事の仕方を提案しています。


起業、経営者、フリーランス、個人事業主、契約社員・・。

気がつくと「働き方」も多種多様です。

それぞれの「働き方」には、それぞれのルールや考え方があると思います。

ただ、一方で変わらない何かだってあると思うのです。

そして、その変わらない何かこそ大切にしなくてはならない。

人と人が関わり合う中で、大切にしなくてはならない何か

この本には、その何かが詰まっています。
だから、オススメしたいです。

最後に

「役立つスキルやライフハック的なものを学びたい方。
私はオススメしません。」

・・と書きました。

しかし、全くそういったスキルが載っていないわけではないです。

詳しくは書きませんが、氏の「頭の中を可視化する情報カード」はすごくユニークかつ、実用的なスキルです。


また、この情報過多の現代で、いかに必要な情報だけを手にするか?

といった疑問には、氏の考え方が答えになると思います。

さて、相も変わらずまとまらない文章でございますが、これにて失礼いたしたく候。

お後がよろしいようで・・。


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