本の紹介です。
以前、このブログで松浦弥太郎氏のことを書きました。
(過去エントリー「心身を整える」はこちら。)
その時に読んでいたのが、この本です。
氏の本は書店に行くと何冊もあります。
しかし、こと仕事に関する本はこの一冊がオススメです。
「仕事術」とタイトルにありますが、決して堅苦しくありません。
よくあるビジネス書に書かれているような内容ではないのです。
どんな人にオススメしたいか?
仕事をする全ての人に読んで頂きたい。
それが私の本音です。
しかし、それでは大雑把すぎますので、もう少し言葉を付け加えます。
役立つスキルやライフハック的なものを学びたい方。
私はオススメしません。
「仕事」の本質を理解したいと思う方。
仕事をする上で、「大事にしたいこと」を学びたい方。
そういった方に、オススメしたいです。
なぜなら、この本に書かれているのは、もっと本質に近いことだと思うからです。
「約束を守る。
時間を守る
相手を喜ばせる。
この三つは僕にとって仕事の三原則であり、いわばセットのようなものです。これを忘れずに自分を律していけば、いつか自分自身が心の底から幸せを感じられる仕事も、できるようになります。」(P.35より一部抜粋)
上記した文章は、氏の考え方の一部です。
読んですぐに実行できることでは、ありません。
簡単なことのようで、難しい。
それゆえに、本質に非常に近いように思います。
なぜオススメしたいか?
昨今、どこの書店に行ってもビジネス書は平積みにされています。
いろんな人が、いろんな仕事の仕方を提案しています。
起業、経営者、フリーランス、個人事業主、契約社員・・。
気がつくと「働き方」も多種多様です。
それぞれの「働き方」には、それぞれのルールや考え方があると思います。
ただ、一方で変わらない何かだってあると思うのです。
そして、その変わらない何かこそ大切にしなくてはならない。
人と人が関わり合う中で、大切にしなくてはならない何か。
この本には、その何かが詰まっています。
だから、オススメしたいです。
最後に
「役立つスキルやライフハック的なものを学びたい方。
私はオススメしません。」
・・と書きました。
しかし、全くそういったスキルが載っていないわけではないです。
詳しくは書きませんが、氏の「頭の中を可視化する情報カード」はすごくユニークかつ、実用的なスキルです。
また、この情報過多の現代で、いかに必要な情報だけを手にするか?
といった疑問には、氏の考え方が答えになると思います。
さて、相も変わらずまとまらない文章でございますが、これにて失礼いたしたく候。
お後がよろしいようで・・。
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